『ドラえもん』と私。
小学生の作文のような見出しから始めました。
某アンケートでは「世界に誇れる日本のキャラクター」として第一位に輝いた『ドラえもん』。
私も小さいころから、兄が持っていたコミックスをこっそり読ませてもらっていました。
のび太くんが、基本的に頼りなく、だらけぎみの子で
「のび太くんよりは、私は頑張っているな」なんて、ゆがんだ気持ちで自分をはげましたことも。でものび太くんっていい子で、かわいいんですよね。
私も、勉強はさほどいやではないが、学校に行くのが苦手で、あ~あ、と思いながら『ドラえもん』がうちにも来てくれたらなあ、と願ったものです。
【THEドラえもん展2022】に行ってきた。
「アート」を見るのが好きな私、もちろん【THEドラえもん展2022】は楽しみにしていました。最終日に近くて美術館はけっこうな人出でしたが、「こんなに人気あるのね、ふふっ」という、謎の喜びを感じつつ楽しみました。
村上隆さんの作品
いわずと知れた、村上隆さんの大人気作品。
なんというか、いつまでも見ていられるわ~。
きっと無理だけど、この画の軽自動車とか作ってほしいな。
町田久美さんの作品
はっ、とさせられた、町田久美さんの作品。
じっくり横顔を拝んだことがなかった彼の、貴重なショットとなっています。
なおかつ、とても洗練されていて、色の使い方や線の運びが「すごい!!」と感動。
同行者も「この絵、ほしいな」なんて簡単に言ってました。つい、そう思ってしまう感じ、わかる。
鴻池朋子さんの作品
牛皮に描かれているとか。
この演出のしかたも相まって、「遺跡からでてきた、神事に用いられた神聖なもの」感がすごかった。
それにしてもアーティストさんの発想って、すさまじいですね。
どこかから降ってくるんでしょうか、体内からわいてくるんでしょうか。
ドラえもんにしかできないこと。
仕事をしていると、対お客様で「私も先方も落ち度はないのに」トラブルが発生することがありますよね。
いっとき、そういう場面で「ドラえも~~ん(泣)」と叫ぶのが、私の中で流行していました。そうすると、なんとなく客観的になり、クスっと笑ってしまえるのでした。
ドラえもんを見ていると、優しくて時に厳しい、先輩のような、親友のような、親のような在り方の彼と、自分のこれまでの色んなことがミックスされて
何ともせつない気持ちになるのは、私だけかなあ?
と同時に不思議と、やはり癒されるんですよね。子どもの感覚に戻ってしまうのだろうか。
ドラえもんの名言集とか、『ドラえもん』を心理学的な視点から勉強できる本などもありますね。
とっても興味があるので読んでみたいなと思います!
photo by Dondon
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