ちょっと印刷ってそんなに??
どうも、感謝いたします。みなさん、ここまでついてきてくれて。
そしてここからは本気モードの「あんた、もうやめときな」エリアの話です。
【アホ】にイラつくタイプの皆さんは本当にストレスがたまるので見ないほうがいいです。
プリンタが死んだふりしてるから早々に見限っての、『印刷どうしようマジで』状態だったのですが
たぶん本来ならここでネット印刷にお願いすればいいものを、、小ロット(私は当初20部を予定していた)をお願いできる業者さんなど限られていて、お願いするには大量の発注が必要。
「なんか~、手作りでいいたいこと言える冊子でいいじゃん~♪」というノリだった自分の耳元に駆け寄り
「令和の世、なめすぎ」と言いたくなる私です。
でも、自分ですきなこと発信したいだけなのに、全国に対してこぶしあげて「俺のメッセージを受け取ってくれ!!」なんて気ないし1000部なんて無理ですん。コストだけじゃなく「気持ち的に」ちょっと無理、身体に悪いんじゃないかな。
タマキさん、降臨★
という以前に、印刷会社に長年おつとめのタマキさんに色々相談して、本文は自宅プリンタだとしても表紙はきちんとした紙にするのはどうだろう、とアドバイス受けました。ロッテリアで。
そうだなそうしよう、とタマキさん=印刷会社にお願いして作ってもらうことに。タイトル題字は知人の書家さんにお願いしました。
書家さんが忙しい中をぬってびっくりするほどたくさんの候補を送って下さいました。それをへっぽこプリンタでいろんな大きさで印刷してみて、読み取りやすさ、バランス、美しさなど、遠くから見たり、自然光で見たり、内々の方々に人気投票までしてひとつにしぼります。
そのデータをタマキさんに送り表紙まわりは完成。その前に送ってくれたサンプルの紙の様子を見て「いいかんじ!!」となりました。
カタチになっていくZINE(笑)← onニトリのカーペット
題字を書いてくださった三浦先生(※)の字は本当に水の流れのようにするするととどまらず、かつ好きなように流れていながらもどこかで柔らかい返りがあるような。自由自在なんでしょうね。そして圧倒的つよさがあります。
表紙のクオリティに対して、中身がともなっていないという事実は見て見ぬふりをします。
※ 桜楽書道教室 ほんとに「書くのが楽しい」を生み出す場所、苦しい稽古よサヨウナラ、です。
本文どうすんねん問題
表紙だけは一流の風格をもち、さてさて本文の印刷。
家で印刷できない、ネット印刷きびしいとなったわたし。そこでタマキさんが教えてくれたのが某印刷関連企業の店で「フリーコピー」ができるということ。
以下、私が店に事前に聞いたこと。
紙じたいA4で冊子印刷で両面印刷。半分に谷折りにつき1ページA5、なんて印刷はできますか?
答えは「冊子印刷モードはあるのでご対応可能です、利用者さんのほうで設定していただくようになりますが」迷惑かけたくないので事前にコピー機の台数まで確認してからの出陣でした。
なのになあ~
結局わたしの要望はかなわず、スタッフさんに聞いてもままならず、、空気を読んで私はその場所をすうっと離れました。かなり時間をかけて駐車場代まではらっての顛末でした。なお、お店に不行き届きはございません。
でもこれにて私の選択は一つに絞られました。つまり「コンビニ印刷」
そこはかとなく漂う「昭和感」
ネットで「コンビニでできる印刷」をしっかり調べてどうやらできそうだと推測。セブンイレブン、ローソンなどで「冊子印刷」モードが使えるようです。
ついでに言うと、まずしたのは大量の100円玉を用意すること。コンビニのコピー機って硬貨しか使えないはずだった。銀行ATMの両替機をはじめて使いました。いやあ、いろんなことに初挑戦できるのもZINE作りの醍醐味です、、、ね。
さっそくなるべく人がいないような近場のコンビニを選んで行ってみました。もたもたするに決まっているので、繁盛店は避けます(失礼)。
事前に調べた進め方を携帯にメモしておき、それをみながらの作業です。と同時に、PTA的な御用で大量に印刷したい方が偶然来られないか、など気にしながらの作業でもあります。
意外とすんなり進めたのはいいのですが、これを40部分となるとまあまあの時間を要するなあ、と悲観。いったん出来上がった一部を持ち帰り、自宅にてチェックすることに。
もうこれでいいや、と思ったので後日、3軒ほどコンビニをピックアップして極力「会社、町内会、PTA」などの用事で大量に印刷物を持ち込む人がいなさそうなエリアの店に突進しました。このリサーチ力を他の有意義なことに活かせたら!
案の定、1軒目でひとりもお客さんがおらず(一応時間帯も中途半端な夕方がいいと考えた)印刷を実行しました。
「400」となるとやはりエグイですよね。早く終われ~汗
ひとけのないコンビニで一人、コピー機の横に延々と立って見つめていたのも、今となってはいい思い出です。
もし、次があるならもっとスマートな方法をとろう、なんて思っていたのもつかのま。
見落としていた大問題にきづくのは、このすぐあとでした。
そう、それは
大量の紙をきれいに折ること。そしてきれいに綴じること。
製本について、この作業をほんとうに甘く見ていました。そして当然ながらここでも私は無能ぶりを惜しみなく発揮いたしました。
みなさんもここまで読んで、どっと疲れが出たと思いますので、今回はここらへんで。もちろん、この続きも既視感たっぷりの体当たり&右往左往の進行です。私の辞書に「スマート」の文字はない。
ZINEをもう何冊も作った、なんて方がもしこの文章読んだらどうしよう。
大丈夫だよね、これ身内しか読んでないから。
400枚コンビニコピーが笑えるー
邪魔するとお前消すぞ的なオーラ絶対出てたはず
いいえ、この時の私は気配を消して感情もありません。無力。